堀越学園:地位保全求め、元准教授が提訴 /群馬

堀越学園:地位保全求め、元准教授が提訴 /群馬
毎日新聞 2010年12月25日(土)12時58分配信

 学校法人堀越学園(高崎市、堀越哲二理事長)が運営する創造学園大学ソーシャルワーク学部の元准教授の男性(58)が、解雇は無効として地位保全を求める訴えを前橋地裁高崎支部に起こした。この男性の解雇を巡っては既に、学園側に給与の支払いを命じる仮処分決定が同支部から出ている。
 訴状によると、元准教授は8月31日付で即時解雇され、理事長に対し理由を明らかにするよう求めたが、説明を拒否された。また、仮処分申し立て後の11月2日付で懲戒解雇を通知された。いずれの解雇も正当な理由がなく無効と主張している。
 元准教授は、同大学の経営状況などについて説明を求める教員有志で結成した「堀越学園の明日を考える会」の代表幹事の一人で、「解雇は会をつぶすのが目的としか考えられない」と話した。 同学園は「正当な解雇であると主張していく」とコメントした。【増田勝彦】

12月25日朝刊

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